当ショップにはすごいエピソードがあります。
当ショップの最大の招き猫は20号(約63cm)が売れて、他県へ納品しました。しかし、しばらくしてお客様から破損している旨の連絡がきました。運送の保険には入っていたのですが、お客様と運送業者のそれぞれの妥協のできない主張があり、泣く泣く当ショップが代わりの品を再発送・・・。結構な値段なので痛手でした。そこでどの程度破損しているのか確かめたかったので送り返してもらい、チェック・・・。かなりひどい状態でした。
しばらく考えた末、なんとか修復を試みました。ひとつづつ破片を照合しながら接着剤でつぎはぎしてしていくのは気の遠くなる作業でしたが、なんとか形だけは整いました。あとは傷が目立たないように塗装をし直す作業・・・。遠目ではわからない程度に修復はできました。
写真を参照してみてください。
しばらく経つので塗装が剥げてきましたが・・・また塗りな
おす予定です。
さて本題はここからです。
修復した招き猫はどうせならと思い、事務所の道路から見えるウインドウに陳列。外からよく見えるので、通行人が足を止めて珍しがって見てくれるようになりました。
1か月ぐらいしてご無沙汰していた会社様から注文が入りました。内容を見てびっくり・・・。今までにないほどの大口の仕事でした。それだけではなく、すぐに海外の会社様からも招き猫の大量注文が入りました。こんな大きな仕事が立て続けに来るのはなんでだろうと考えましたが、たどり着いたのは、この修復した招き猫のご利益なのでは!?・・・でした。確証はありませんが、仕入先の職人さんに話したところ、「それは招き猫の恩返しだね」でした。
タイミングが合っていたのでそう思いたいところですね(^^)
この招き猫の頭を何度も何度もなでてあげました(笑)
ありがとう!